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みんなのビデオ撮影

プロビデオカメラマンが惜しげもなく、ビデオ撮影の基本、ノウハウを教えちゃいます。

ビデオ撮影の基本① 映像表現編 その1

「5W1H」(1)

よく文章表現の基本として
「5W1H」・・・Who(誰が)・Why(なぜ)・What(なにを)・
Where(どこで)・When(いつ)・How(どのように)
という要素があります。
映像表現も同じなのです。
どんな映像作品にもこの要素が必ず何らかの形で表現されています。
ビデオ撮影の場合にも、この内の
Who(誰が)・What(なにを)・Where(どこで)・When(いつ)
は撮影して表現することが望ましいですね。

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ビデオ撮影の基本① 映像表現編 その2

「5W1H」(2)

まず、
Who(誰が)は撮影しようとしている主人公の被写体(人物など)。
これは当然でしょう。
What(なにを)は撮影するその人物などの行動。
Where(どこで)は撮影したその場所。
When(いつ)は撮影した日時や季節など。
これらは何らかの表現で撮影した方が、後で見たときにわかりやすい映像になります。
逆に例えばWhere(どこで)の画がないと、
後々見たときに、DVDなどに何も書いていなければ、
このビデオはどこで撮影したのか?ということにもなりかねません。
同じことはWhen(いつ)でも言えます。
「このビデオ、いつ撮ったのかしら?」という話はよく聞きます。

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ビデオ撮影の基本① 映像表現編 その3

「5W1H」(3)

Where(どこで)の表現ですが、撮影に同行した人であれば、
後で「ここは○○公園だった。」とわかるでしょうが、
その他の友人の人などが見たときにも、
「ああ、ここは新宿の○○公園ね。」「○○山の近くの湖だね。」
とすぐにわかるような撮影表現があった方がよいでしょう。
例えば「○○公園」の看板とか、新宿であれば高層ビルとか、
遠くの山などの風景、最寄りの駅、道路の行先表示など、
その場所をある程度、特定できるような何かを撮影しておくことが大切です。

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ビデオ撮影の基本① 映像表現編 その4

「5W1H」(4)

When(いつ)の表現ですが、日時を特定する映像表現は難しいでしょうね。
でも、普通「何時何分」なんていうことまでは表現する必要はありませんので、
撮影しているのが、季節はいつごろなのか、
朝なのか、昼なのか、夕方なのか、
くらいは表現しておいた方がよいでしょう。
季節感のある花とか木々の緑とか、夏であれば「風鈴」などの風物とか、
冬であればクリスマスツリーとか・・・
また朝であれば、日がまだ高く登らない雰囲気、
店のシャッターを開けているところ、出勤する人々の雑踏など。
昼間であれば、日が高く登っている明るい風景、
人々が動き回っている活動的な雰囲気など。
夕方であれば、夕景、学校帰りの子供たち、
豆腐屋さんのラッパ(最近ないですね)など。

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ビデオ撮影の基本① 映像表現編 その5

「5W1H」(5)

昔、私がビデオカメラマン修行時代に
ビデオ撮影の「師匠」でもあったディレクターから言われた言葉をご紹介します。
「耳の聞こえないおばあさんが見てもわかるような映像表現、撮影をしなければダメだ。」
含蓄のある言葉だと今でも心に刻んでいます。
映像作品にナレーションなどの解説が必要なのは当然ですが、
それに頼ってしまってはいけないんです。
ビデオ撮影の基本として「5W1H」をご紹介しましたが、
それらをできるだけ映像として撮影、表現してこそ、
それを補う意味でのナレーションが生きて、
誰が見てもわかりやすい、そして心を打つ映像作品ができるのです。

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ビデオ撮影の基本② 撮影技法編 その1

フィックス(1)

それでは次に具体的な「ビデオ撮影技法」について基本的なものをご紹介しましょう。
まずは「フィックス」です。これが基本中の基本です。
カメラを動かさず、ズームも使わず、被写体をジッと撮影するのです。
「何だ、じゃあ写真と同じじゃないか。」
と言われる方もいらっしゃるでしょうが、そうなのです。
ビデオだから、どうしてもカメラを動かしたり、
ズームを使ったりしたいと思いますが、
グッと我慢して、まずは構図を決めて「フィックス」をきちんと撮ること。
ここから始めましょう。

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ビデオ撮影の基本② 撮影技法編 その2

フィックス(2)

その「フィックス」・・つまり画の「構図」をしっかり決める、
ということが最も大切なことです。
それができるようになれば、その他の撮影技法など必要ない、
と言ってもいいくらいなのです。
どのような構図がよいのか、
ということを解説すると途方もない説明になってしまいますし、
その目的、意図によっても大きく違ってしまうので、
ここでは省きます。
でも、要点は「何を撮影したいのか」「何を表現したいのか」という、
撮影の目的、意思をはっきりさせて、
そのためにはどんな表現の映像がいいのか、
ということを考えること。
プロのビデオカメラマンはそうした修行を積み重ねてきて、
そして今もつねに研究、勉強をしているのです。
ですから大変奥の深いことなのです。

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ビデオ撮影の基本② 撮影技法編 その3

フィックス(3)

どんな「構図」が良いのかということの勉強・研究として手っとり早い方法は、
TV放送の番組をそういう問題意識で見てみることですね。
「お笑い」とか「バラエティ」とかはダメです。
「情報番組」とか「ドキュメンタリー」とか、
映像を落ち着いてしっかり撮影している番組の映像を良く見てみてください。
自分が撮影者になる、という立場で見てみるとまた違った印象を持つものです。
「こんな撮り方をするとこんな印象になるのか。」
「この画とこの画をつなげる編集はわかりやすいな。」
など、どんな撮影映像が使われているのか、分析してみるのです。
何を隠そう、私も若いころビデオテープに録画して、よく勉強したものです。

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ビデオ撮影の基本② 撮影技法編 その4

フィックス(4)

「フィックス」の撮影の時のポイントは、構図を決めたら、
撮影を開始して、頭の中で「秒数」をカウントすることです。
(インタビュー撮影とか、イベントの記録撮影などとは違う話です。)
例えば、富士山の風景を撮影するのに、
ただ、やみくもに撮影しても時間が長くなるだけです。
必要だと思われる秒数を効率よく撮影するのが大切なポイントです。
通常、風景など「情景描写」の撮影でしたら、
せいぜい10秒前後といったところでしょう。
その10秒程度の映像をいろいろな構図で撮影すると、
後で編集するときに「テンポ」の良い見応えのある映像作品ができるのです。

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ビデオ撮影の基本② 撮影技法編 その5

パン(1)

次にビデオカメラを動かして撮影する代表的な撮影方法である
「パンニング」(通称「パン」)についてご紹介します。
「パン」とはカメラを左右または上下
あるいは斜めに動かして撮影することです。
非常に簡単な撮影方法だと思いがちで、
ふつう一般の方が当たり前のようにカメラを動かして撮影していますが、
ビデオカメラマンを目指す人が「パン」をきちんとできるためには
かなりの練習が必要なくらい、本当は難しい技法なのです。

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