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みんなのビデオ撮影

プロビデオカメラマンが惜しげもなく、ビデオ撮影の基本、ノウハウを教えちゃいます。

風景をビデオ撮影 その1

客観的視点(1)

風景撮影というとごく簡単に誰でも気軽に撮影しているかもしれませんが、しかしこれは人物撮影とともにビデオ撮影の基本の一つといってもよいものです。
風景とは「情景」といっても良いかもしれませんが、山や海などの自然からビルや家が立ち並ぶ都会なども含まれるでしょう。
風景撮影の基本を押さえることは、映像で何かを表現したい時の「客観的な視点」の表現を学ぶことでもあると思います。

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風景をビデオ撮影 その2

客観的視点(2)

最初からちょっと難しい解説になってしまいましたが、つまりは映像表現は「客観的な視点」に立った撮影をしないと、映像作品を見る第三者には撮影者・制作者の「意図」は伝わりにくい、もっと言えば「独りよがり」の映像表現になってしまいがちなのです。

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風景をビデオ撮影 その3

客観的視点(3)

「客観的な視点」とは、わかりやすく言えば、「他人に説明するような画を撮る」ということだと思います。
撮影者である自分が良いと思った風景を「こういう画を撮れば人に伝わるだろうな」という意識を持って撮影することが大切だと思います。
何も考えず何となく撮影した風景は、自分では良いと思っていても、その場にいなかった人には何が良いのか、いまひとつ伝わらないことがあります。

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風景をビデオ撮影 その4

客観的視点(4)

例えば、海に沈む夕日が真っ赤で、とても美しいと思って、ひたすらその夕日のアップを撮って、その場にいなかった人にそのビデオを見せたとしましょう。
見た人たちは「あ~夕日が赤くてきれいだね」くらいにしか思わないでしょう。
その場にいた撮影者が感じた感動の半分も伝わらないのではないでしょうか?

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風景をビデオ撮影 その5

客観的視点(5)

それはどうしてでしょうか?つまり撮影者が受けた夕日の感動というのは、単に夕日だけではないはずなのです。
もちろん赤い夕日がメインの風景でしょうが、その時の感動をもっと冷静に分析して見て下さい。
「夕景に赤く染まった空や雲」「金色にキラキラと輝く海面」「その海をゆったりと走る船」「夕日に映えた山や建物や海鳥」等々・・・。
つまり主観的なとらえ方ではわからなかった、「感動という主観」を客観的に分析することで何を撮影すればその美しさを伝えられるか、が見えてくるのです。

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風景をビデオ撮影 その6

客観的視点(6)

「客観的な視点」に立った映像表現とは「観察力」と言っても良いでしょう。
何かを撮影しようと思った時、そのまわりのものもよく観察してみましょう。
主体的な被写体以外にも、それを補完・説明してくれる被写体がいくつも現れてくるはずです。

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風景をビデオ撮影 その7

場所・時間・天気(1)

風景を撮影するときに注意したいことの一つは、撮影する場所です。
パッと見て「この場所がいい」と思ってみても、もう一度周囲を良く見てみてください。
その風景にはふさわしくない枯れ草とか電線とか、看板とかが画面の中に入っていませんか?
そんな時は少し周りを見渡して、移動してみて、もっとふさわしい場所を探してみた方が良いでしょう。

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風景をビデオ撮影 その8

場所・時間・天気(2)

撮影する時間によっては、その場所がふさわしくない場合があります。
それは主に太陽の位置や天候によるものです。風景を撮影したい時に逆光になってしまっていたり、(逆光の方が良い場合もありますが)
極端に影が出てしまっていたり、ガスっていて「抜け」が悪かったりしては、せっかくよいロケーションの場所でも良い風景撮影はできません。
そんな時には、別な時間に撮影するか、場所を変えるか、もう少し良い状態になるまで待ってみるか、いろいろ工夫してみたほうが良いでしょう。

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風景をビデオ撮影 その9

場所・時間・天気(3)

神社仏閣などの建物、文化財などの撮影には、太陽が照りつける天気の良い日は良くない場合があります。
建造物の影が色濃く出てしまうので、輪郭がわかりずらくなり、影の部分の描写がつぶれてしまいます。
また木々の影も部分的に落ちるので、日の当たる部分は色が飛んでしまい、影の部分は沈んでしまいます。
どちらかというと薄曇りの天気の時の方が建物の撮影には向いているでしょう。

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風景をビデオ撮影 その10

場所・時間・天気(4)

新緑や紅葉を撮影するには、日の出ている時の方が良いですね。
曇っている時とは、色の出方が全く違うものになります。
特に紅葉の赤色や黄色は曇りの日にはほとんど「茶色」のようなくすんだ色に写ってしまうので要注意です。
また逆光にして葉を日光に透かしたように撮影すると、また違った美しさが表現できます。

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