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みんなのビデオ撮影

プロビデオカメラマンが惜しげもなく、ビデオ撮影の基本、ノウハウを教えちゃいます。

物をビデオ撮影 その1

「物」の撮影とは商品・絵画・花・人形・アンティーク・料理・・・など何かの物体を通常カメラを近づけて撮影する、ということです。
「そんなもの解説するまでもないじゃないか」と思われる方もいるかもしれませんが、プロの現場では「商品撮影」「接写」というのはかなり難しいテクニックが必要なくらい腕のいいカメラマンでないとなかなか上手に撮影できない分野でもあるのです。
その被写体である個体によって撮影の仕方、照明の当て方などが異なりますが、ここでは一般的、日常にあるものの撮影について簡単にご説明いたします。

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物をビデオ撮影 その2

ビデオカメラのレンズはそれぞれフォーカスの合う距離が決まっています。物を撮影するときに、カメラをあまり近づけるとフォーカスが合わなくなってしまいます。
ビデオカメラによっては、オートフォーカス機能で自動的に「マクロ」モードにしてくれるものがあります。ただ、それでも距離が近すぎるとフォーカスは合いません。
小さなものを撮影する場合には、市販の接写用クローズアップフィルターを使うと良いでしょう。

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物をビデオ撮影 その3

「商品」などの物体撮影では、撮影技術よりは照明技術の方が奥が深いと言ってもよいでしょう。照明技術についての専門知識をここで述べることはキリがありませんので、止めておきますが、ごく簡単に物を撮影できる照明方法をご紹介いたします。
非常に簡単な話なのですが、要は日中に外で(あるいは外光の入る明るい部屋で)撮影することです。
太陽という大変明るい「照明」を生かさない手はありません。

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物をビデオ撮影 その4

太陽光で「商品」などを撮影するのは、実際私も簡易的に撮影するにはそうした方法をとることがあります。
ただ、気をつけなければいけないことが何点かあります。
一つはあまり晴れていて、太陽光が強い時は「物体」の影がはっきり出てしまって、コントラストがきつくなってしまうので、ちょっとした日影で撮影するか、白い薄地のシーツなど、ある程度日の光を和らげるもので遮光すると良いと思います。(色地のシーツは避けましょう。商品にその色が乗ってしまいます。)
明るい薄曇りの日ならそのままでベストでしょう。

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物をビデオ撮影 その5

太陽光を利用する場合の注意点その2です。
当然のことながら、太陽光を背にして撮影するべきですが、自分自身やカメラの影を商品などに落としてしまっては台無しです。
撮影場所や立ち位置をよく考えて設置しましょう。
また時間帯によっては太陽が低い位置に来てしまい、影が長く出てしまいますので、撮影時間にも注意が必要です。

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物をビデオ撮影 その6

太陽光を利用する場合の注意点その3です。
「屋外でのビデオ撮影」でも解説しましたが、太陽光はその時の天気、時間帯によって「色温度」が異なります。カメラのホワイトバランスをきちんととってから撮影しましょう。(詳細は「屋外でのビデオ撮影」編をご参照ください。)
また周りに葉の茂った木立などがあるとその緑色の反射があるので、商品に緑色が乗ってしまいます。撮影場所にも注意しましょう。(白やグレーの壁など、コンクリート建物の周りなら良いでしょう。)

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物をビデオ撮影 その7

その物の質感・凹凸を見せるには、ある程度の影があった方が良いでしょう。例えば、縄文土器、無地の木彫り人形、銅像などはフラットな照明ではその立体的な質感がわかりません。斜め横から光が当たれば、その凹凸が現れて立体的な表現ができます。同様にボールなどの「球体」、無地の「正四角柱」なども影がないと奥行きが表現できず、「平面」に見えてしまいます。

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物をビデオ撮影 その8

物体の大きさが小さいほど、カメラのズームでクローズアップしなくてはいけませんが、ズームで寄れば寄るほど、「ブレ」が大きくなりますので、三脚は必須です。
また小さなものを撮影する時には「パン」や「ズーム」などはかなり難しいテクニックですので、「フィックス」で撮影する方が無難でしょう。

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物をビデオ撮影 その9

「商品」などを撮影するには、「置く場所」を考えましょう。どんなに美しい品物でも置いてある場所が汚いと美しい映像にはなりません。
通常、プロの現場では、白、グレー、黒などの布生地または模造紙などを敷いて、その上に商品を置いて撮影します。
品物の色によっては、その色が映えて、マッチする色地のものを敷いても良いでしょう。どんな色が合うかは実際置いてみなければわかりませんが、あまり派手な色を使うとその色が反射して、品物に余計な色が乗ってしてしまいますので注意が必要です。

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物をビデオ撮影 その10

布生地や模造紙を置く場合、単に平面的に置くより、どこか壁際の場所で、または箱などを置いて、その「角」に丸みを作った「L字」になるように敷くと、斜め上から、または横からの撮影でも効果的に背景を作ることができます。くれぐれも「角」を直角に折ってはいけません。必ず丸くカールを作ることが肝心です。
言うまでもないことですが、真上から平面的に撮影するにはこの必要はありません。

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